EPISODE.2 バンコク・十腕形上目・キウイ

 地球環境の変化を刻一刻と感じています。冬に一度も雪が積もらないバンコクもあれば、皆さん御存知オイミャコンもある訳です。因みに今オイミャコンはマイナス39℃との事。レマコムっていう静岡の厨房機器メーカーがマイナス40℃を余裕でいける冷凍庫を生産してるらしいのでこれは工場見学しかない!私、プラス44歳の蛯原友里がさっそく伺ってみました!!

 

第1章

えび「ここは何のお部屋ですか?ずいぶんと狭い。あと十腕形上目の香りがします」
工場長「ここは体育倉庫です。年端もいかないガキ共が汗臭いマットを背にぶきっちょなセックスに励むショバですね」
び「工場ではないのですか?」
長「座標を見誤りました。ここは雙葉中学校です」
び「なんて読むんですか?」

 

第2章

び「打って変わってとても広い。今度こそ工場ですね?」
長「はい。こここそが我がレマコムの組み立て広場です。広場というだけあって広いでしょう?」
び「ほんとそう。あそこでテニスをしてるカップルがいますね、お話を伺ってみましょうか。すみませーん」
カップル女「何?」
カップル男「はい?」
び「(なかなかなヤンキーだな?)今、工場見学に伺ってまして、工場内でテニスしてる意味のわからん奴にインタビューをかましてみようってところなんですがお時間よろしいですか?」
男「(女に)どう?」
女「イイけど」
び「よかった!じゃあお二人の馴れ初めとか聞かせて頂けますか??」
女「ミライザカでバイトしてる時にコイツにLINE聞かれて寝た時に見た首の数珠みたいな墨がクソ馬鹿みたいで可哀想だから一緒にいる」
男「平本蓮好き」
び「なるほど!素敵ですね!工場長はどう思われましたか??」
長「わかる。平本蓮は根が良い」
び「そしてこの組み立て広場で組み立てられた冷凍庫!マイナス40度って果物とかどうなっちゃうんでしょう?早速実験してみましょうか」
長・男・女「キウイが粉々だ!!!」